【WORKS】CELL-GRAVITY

KOHEI NAWA | Sandwich「Cell Field」」で発表された、GALLERY NOMARTと共同で制作された新作版画〈CELL -GRAVITY〉について紹介します。

この作品は2つが対になった作品で、細胞を思わせる白いドッドが無数に配置されています。
ドッド(CELL)の数は左右の作品で同じですが、左が無重力、右が重力下の状態を表しており、CELLの数がそれぞれ4000・6000・8000と3パターン展示されています。

名和さんといえば、『CELL』という概念をもとに様々な作品を展開していますが、『CELL』に加えてもう一つ重要な概念が「重力』。この作品は、名和さんの表現の原点であり根幹である『CELL』と『重力』の2つを見事に組み合わせた作品です。

額装には無反射アクリルが使用されており、透明感のあるCELLがとても美しい作品ですので、是非、実物を見ていただきたい作品です。