名和晃平《Throne》をつくりあげた職人たち。「京都の金」に宿る思いとは
OIL by 美術手帖
2019.04.11
2018年7月。フランス・パリのルーヴル美術館のガラスのピラミッド内に展示され話題を呼んだのが、10メートル以上となる名和晃平の大型彫刻作品《Throne》だ。その《Throne》の約1/10サイズとなるエディション作品が《Throne(g/p_pyramid)》である。最新の3Dプリンタ技術によって成型され、《Throne》と同じ京都の仏具職人による下地塗装と金箔貼りを施されて制作される《Throne(g/p_pyramid)》。その制作に携わる職人たちの、受け継がれてきた技術と込められた思いを取材した。