【EXHIBITION】From Code to Material
Kojin kyotoで開催されていた「From Code to Material」について紹介します。 3フロア構成の本展は、展示タイトルが示すとおり、白い塗料をタンクから点滴のように垂らしてできた 〈White Code〉を中心に、ミニマルな世界から始まります。 〈Trans-Sacred Deer〉に誘われるように階段を上がると、2階にはPixCell シリーズとPrismシリーズなどが並び […]
Kojin kyotoで開催されていた「From Code to Material」について紹介します。 3フロア構成の本展は、展示タイトルが示すとおり、白い塗料をタンクから点滴のように垂らしてできた 〈White Code〉を中心に、ミニマルな世界から始まります。 〈Trans-Sacred Deer〉に誘われるように階段を上がると、2階にはPixCell シリーズとPrismシリーズなどが並び […]
京都蔦屋書店(京都高島屋S.C.)の5Fエキシビションスペースで開催された名和晃平さんの個展「Cell Field」を紹介します。 数ヶ月間かけて変化する油絵具を用いたペインティング作品<Cell Field>を中心に、代表作である PixCellシリーズやVelvetシリーズなどの立体作品、Gallery NomartやRICOHと共同で制作された版画作品などが展示されています。 異なるマテリア […]
KOHEI NAWA | Sandwich「Cell Field」」で発表された、GALLERY NOMARTと共同で制作された新作版画〈CELL -GRAVITY〉について紹介します。 この作品は2つが対になった作品で、細胞を思わせる白いドッドが無数に配置されています。 ドッド(CELL)の数は左右の作品で同じですが、左が無重力、右が重力下の状態を表しており、CELLの数がそれぞれ4000・60 […]
2023年に京都蔦屋書店で開催された「KOHEI NAWA | Sandwich「Cell Field」」のメインピースとなった〈Cell Field〉について紹介します。 〈Cell Field〉は、油絵具と油の混合特性により時間をかけて状態変化が起こる絵具で描かれています。 以下の過程を繰り返し、完成後にも変化していく絵具です。 絵具が空気に触れて酸化し硬化 皺が入る 裂ける 中の油分が露出 […]
大阪府の茨木市にある元茨木川緑地に恒久展示されている作品「Trans-Ren(Bump,White) 」。 Transは、3Dスキャンしたモチーフに名和さんが開発した独自のエフェクトを施し、彫刻化した作品シリーズです。 この作品はレン君という子供がモチーフとなっており、茨木市の「いばらき童子(茨木童子という鬼の伝説から誕生した男の子のキャラクター)」とも掛けているようです。 ちなみに、「Trans […]
オブジェクトの表面が苔や菌糸のような絨毛で覆われているVelvetシリーズ。今回は書店での個展ということで、本を読む彫像として日本で最も有名な二宮金次郎像がモチーフのVelvet-Kinjiro 昭和初期に政府などによって、理想的な勤勉の象徴として全国の小学校にすごい勢いで設置された金次郎像は、今では子どもの労働や歩きスマホに見えるという声により撤去されたりもしているそうです。 日本に住む多くの人 […]
個展開始の一週間くらい前に完成した新作、Plotter。 名和さんが鉛筆で描いたドローイングを原画に、ボールペンを持たせた自作のプロッターマシンが、マシンドローイングとして手描きの線を翻訳しています。 筆ペンやいろいろなボールペンを持たせて実験をして、この状態に落ち着いたそうですが、近くで見ると、インクが詰まったり、かすれたり紙を突き破ったりしている様子がわかります。 紙の置き方やマ […]
2022.5.8まで銀座蔦屋書店で開催中の名和晃平さん個展Fountain。 展示タイトルとなるこちらの彫刻作品は、森の生命の循環をテーマに、多様な命が土から生まれて土へ還る、その過程で姿を変えつつ、始まりと終わりもなく互いに関係し合う様を表しているそうです。 中心には泉が螺旋状に吹き上がり、地面にはWhite Deerの角が落ちていたりと、長い時間と瞬間を捉えた2つの時間軸を同時に見ることができ […]
版画作品「Meat 1」「Meat 2」について紹介します。