アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラディッシュ2010 参加記録
発行元:赤々舎
発売日:2011.04.15
「アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ」は、1981年にアジア14カ国の参加を得て開始された、アジアで長い歴史をもつ国際展。第14回目となる今年のビエンナーレでは、川村記念美術館の林寿美氏を日本参加のコミッショナーに迎え、名和晃平氏の新作を発表しました。名和がダッカ市内で自ら買い求めた玩具や置物を原型とし、分厚い発泡ポリウレタンの衣をまとう SCUMあるいはSWELLと名づけられたシリーズを展示しました。
「Cell」という概念をもとに、先鋭的な彫刻・空間表現を展開してきた名和が、バングラディッシュで何を見つけ、どのように展開したかをご覧頂ける記録集です。